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国内〜世界各地におけるメディアアート(時々現代美術)のアレコレを、待望の第一子「坊や」の成長と共に追いかけます!
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今日は、この看板を見てニヤニヤしました。






『メディアアート交流会 受付はコチラです』  幸せな字面です。



昨年、大阪の「AD&Aギャラリー」が閉じ、先日は京都の「射手座」が閉じました。
『メディアアート』なるものが展示される施設は日に日に減るばかり。

こういった「場」が設けられること、そして呼んで頂けることは、本当に嬉しかったです。

今日は、リンツのアルスエレクトロニカから、
ディレクターであり、アーティストとしてレジデンスもされている小川夫妻が来日して
アルスエレクトロニカの今年の動向の紹介があり、
また、今後の関西での展開に向けて交流の場が持たれたのでした。




毎年9月頃に行われるアルスエレクトロニカ・フェスティバルですが、
私が以前に書いた2009年のテーマは「HUMAN NATURE」でした。
今年のテーマは「origin」です。
宇宙・身体・エネルギーなどの全ての起源を探り、
また、それらがどのような変遷を経て現在まで成り立ってきたかに想いを馳せるものですが、
CERN(欧州原子核研究機構)との共同プロジェクトがあるということで話題を呼んでいます。

このコンセプトは前々からシュトッカー氏の頭にあったもので、
2月末の時点ですでに決定していたそうです。
そのすぐ後の3月に原発メルトダウンが起こったので、タイムリーなテーマになってしまいましたが、
小川さんからご紹介があった今年の受賞作品を見ている限りでは、
単に時期的なメッセージを持ち過ぎたり、エネルギー問題などの批判に陥ることはないように思います。
アルスエレクトロニカ・フェスティバルは、専門家のみが持ち得る知識や感覚を一般の人にも広く伝播して、
場所や職種に依らない「議論」を促進するのが通例のコンセプトです。

CERNの内部で研究されていることを、できるだけわかりやすく、そして刺激的に解説するため、
アートとのマッチングが計画されているのです。



往々にして、一般人が「こんなのあったんや!知らんかった!」という印象を抱くものは、
研究者や専門家たちにとっては「こんなん、ずーっと前から言われてるやん。」というもの。

こういった断絶は、美術界にもあります。 多分、建築とかでもそうかも。

これを埋めて、より鑑賞人口を増やし、みんなで議論していくためには、
自発的で朗らかな展示スタッフが必要だなとつくづく思うので、
今日、この場で得た沢山のアドバイスを反芻しつつ、私は自分が出来ることを頑張るのです(・∀・)

うひ。

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前回の更新から、あっという間に半年近くたってしまいました(^^;)
修士論文を無事に提出してからは、研究室の論集にいそしんでおりました。

私の研究室は「アート・メディア論コース」なので、シンプルに

『Arts and Media vol.1』

と題して刊行 (^^)


私が寄稿したのは、「メディアアートとデザインの展望─KMOとCACをめぐって」
大阪北ヤード(KMO/うめきた)に設立予定のサイバーアートセンター(CAC)について、
2名にインタビューしたものをまとめています。





=====

下條真司【CACのコンテンツ計画委員長】

大阪大学基礎工学部大学院後期課程修了、工学博士。
大阪大学サイバーメディアセンター長などを経て、
現在、NICT(情報通信研究機構)研究員、大手町 ネットワーク研究総括センター長。
マルチメディアシステムアーキテク チャを専門とする。



真下武久【アーティスト】

IAMAS在学中([スタジオ1]インタラクティブメディア研究)から国内外で活動を続ける 。
現在は現代美術家池上恵 一とのコラボレーションや、
アー トユニットSZ(森公一、砥綿正之、 前田剛志、真下武久から成るサイエンスとアートを
横断するメディ アアート・ユニット)の一員として活動。
また、成安造形大学メディアデザイン領域を中心に、京都嵯峨芸術大学、
同志社女子大学でもメディアデザイン系の 授業を担当。

[http://www.iamas.ac.jp/~mashi m03/]


======


まっしーはSZでおなじみ(^^)


読みたいと思って下さった方には、ご連絡いただければデータとか送ります。


私の名刺に載せているURLです。

メディアアート関連のことを自分用にメモ、、、していたつもりが、
対外的に知らせたいことがありすぎて普通のブログになってきました。

閲覧する方が現時点でとても少ないのをいいことに、好き勝手してます。
過去のことも遡って書いているので、時々古い記事が増えます。

twitterには馴染めないのでしばらくこれで。

コメント、トラックバックお待ちしてます。

自分用のメモにと始めたブログですが、絶えずアクセスを頂いて喜ばしい限りです。
前回の上田さんの展覧会情報から大変更新がとどこおっておりますが、ただいま修士論文の最後の詰めに入っております。

終わりが見えないけど楽しいのが論文。。。
さすがに楽しいだけでなくまとめないと間に合わない状況に差し掛かってますが、1月の最初に論文を提出し終わったら順次、最近のメディアアート関連事項について書いていきたいと思います。


まず、10月に行ったメディアシティソウルのレポート。

それから、高谷さんの「明るい部屋」について。

ジゼル・ヴィエンヌ×中谷芙二子×高谷史郎の「そしてお前は消え去る」について、2008年以来のジゼルメモを読み返しながら。

私が拙いながらも学内誌に記事を書いた石黒浩×平田オリザのロボット演劇「森の奥」について。

「アルスエレクトロニカ1979-2009」やその他の英字の本を和訳した文章。

など。


考えただけでも今すぐまとめたくて仕方ないですが、とりあえず我慢で。

韓国のメディアシティソウル2010レポートを書く前に、今日行ってきたギャラリーの事をば少し。

オルタナティブスペース「アンフラマンス」での上田麻希さんの展覧会です。
坂根先生の「メディア・アート創世記」で初めて知った、匂いと記憶を繋げて展開する作家さん。

『慶応大学時代の私の教え子の一人であり、もう十年以上オランダに暮らす上田麻希は、数年前から匂いのアートに取り組んでいる。(中略)ベルリンの壁が崩壊する以前、東ドイツ秘密警察が解放を訴える人々を弾圧するため容疑者にある匂いをつけ、その匂いを手がかりに行動を監視したという。上田はその史実に基づいて、その匂いを再現するというきわめて政治的な表現に挑んだ。(中略)自然界の植物や昆虫などから匂いを抽出するというワークショップを行うなど、精力的を続けている。』【メディア・アート創世記/p.340】


twitterの書き込みからたまたま現在展覧会中なのを見つけたのでした。

素敵なギャラリー。
http://www.inframince.jp/index.html

『OLFACTOSCAPE においの風景』
 〜OLFACTORY TRAVEL IN TIME AND SPACE〜
 2010.10.2(土)〜10.24(日) 水曜日定休 OPEN…12:00〜20:00




本を読んだ上では、歴史や人の記憶をリスニングして考証・考察した結果『イメージされた匂い』を表現するのかと思っていたのですが、素材そのものをフレグランス抽出課程にかけて作っているそうです。アルコールに浸すとかかな。。。

じゃあ本に載っていた例の作品も、ユダヤ人の衣服を実際に、なのでしょか。

最近の作品は政治的なコンテンツからやや離れて、妊娠時に嗅覚が異様に敏感になったという体験を基に、普段の生活を満たす種々の匂いについて着目し共有するプロジェクトを世界各地で行っておられるようです。
写真の左寄りの壁から飛び出しているオレンジの旗がオランダのマッピング、ブルーが大阪のマッピングのピンです。匂いの名前と場所が書いてあります。

右手奥の壁際には、江戸時代の遊女が使用していた日本独自の配合による様々な化粧品や、体臭を操作する丸薬などが並べてあります。自己責任において全て体験(飲用)可能でした!

江戸時代、日本は鎖国中で、出島での国交を許されていた唯一の国がオランダでした。その商人達が日々触れ合っていたのが出島の中で見世を開いていた遊女だというエピソードからインスピレーションを受けての作品だそうです。

どれもすごい匂いでした。“臭い”に近いかも(汗
平安時代には燕のフンをシャンプー代わりにしてたというし、日本のスキンケアは時代を経てえらく潔癖になったものですな。。。


ちなみに上田さんの旦那さんはEdwin van der Heide氏。アンフラマンスの方が図録を見せながら教えて下さったのだけど、ヨーロッパ系のメディアアートフェスには常連のご様子、ICCに来られた事もあるそうです。私は覚えがなかったですが多分どこかで作品は見ているのかなー。
観客没入型・探索型が多いようで、ぜひ体験してみたいと思いました。

ググってみるとこちらのブログにEdwin氏との交流記が。→http://www.directions.jp/airartlog/aal037/
(AAL様失礼します。アルスの旅行記もあるのですね)



はて。
上田さんの展示は今日(24日)で終わりですが、グループ展になっている他のギャラリーはまだ続きます。大阪のギャラリー5ヶ所で展開中で、



↑ このように、ギャラリー正面に引かれるDutch Colorのラインが目印。

今日はこのほかに中津のパンタロンにも行ってきたのですが、建築模型の部品を壁にランダムに飾ってあるVincent de Rijkの作品が良かったです。ドバイのビル模型を作った時に出来た三角の水のカッティングが、波紋と光の影が何とも言えずリアルで、5分10分眺め回して帰りました。12000円、、、くぅ。



「生活とデザインの接点を探る」
オランダデザイン展 
DUTCH LIFE / DESIGN EXHIBITION in Osaka, JAPAN
主催:PANTALOON,navel 協力:graf,Toi,inframince,廣瀬康仁,吉行良平,中田文
協賛:オランダ領事館,モンドリアン財団,アサヒビール株式会社,山本香料株式会社

http://www.pantaloon.org/hoi.html



(モンドリアン財団、、、!?)
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プロフィール
HN:
M.Mayuko
性別:
女性
趣味:
撮影、聴講、展覧会ぶらぶら
自己紹介:
同志社女子大学/情報メディア学科にてメディアアートに出会い、
大阪大学/文学研究科文化動態論専攻アート・メディア論コース修了

メディアアートの鑑賞環境における誘導スタッフの重要性を唱え、
日本国内、ヨーロッパ、アジア等を視野に入れて調査をしてきました。
実践として、メディアアートの作品解説&体験誘導のスタッフ育成・監督を
下記のような展覧会で担当しています。

「生存のエシックス」@京都国立近代美術館
「ナレッジトライアル2011/アルスエレクトロニカブース」@堂島リバーフォーラム
「アルスエレクトロニカ大阪展/Poetry of Motion」@ブリーゼブリーゼ

また、メディアアートユニット「sz」の活動においても同様の仕事をしています。

2011年〜大阪大学CSCDの特任研究員を経て、
現在、2012年夏に生まれた第一子のお世話を始めたところです。

“メディアアート”という語の危うさ、移ろいやすさを念頭に置きながら、
相変わらず各国のメディアアート事情を追いかけながら、
子供の成長に目を見張りながら、
お風呂で毎日ドイツ語を頑張っています。
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