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国内〜世界各地におけるメディアアート(時々現代美術)のアレコレを、待望の第一子「坊や」の成長と共に追いかけます!
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ジェームズ・タレルの「ガスワークス」です。




ジェームズ・タレル 《ガスワークス》 1993年 金沢21世紀美術館蔵 © James TURRELL 撮影:木奥惠三



光体験と“ガス”というタイトルがちょっとイメージ的に結びつかないのか、「タイトル何だっけ、、、」と浮かばない方が多くて、私自身、いま別の探し物をしていてたまたま写真を見つけました。

なるほどこれが、、、という心持ちです。


私が会場に居なかった時ですが、同期のスタッフから聞くとことろによると、『「光・音・脳」の体験はタレルとどう違うのですか?』という問いもしばしばかけられたようです。

あくまでもわたし、いちスタッフとしての考えですが、体験そのものがインタラクティブであり、与えられる要素が自分自身の生体反応とリンクしていること、何よりそれがリアルタイムに表れていることが明確な違いだと思います。

また、日経の記事で池上さまが書いて下さったように、そういった体験者の生体反応が、ふらっと訪れた他の観客の鑑賞対象となっていること、じっと見ていると追体験に近い感覚も得られること、も違いとして挙げられるかと思います。

他者や友人と自身の反応を比べたり、光・音の思いがけない反応によって、自分を一時だけ他者のように感じたり、自分対機械という閉じられた空間で起こるスペクタクルに興奮したり、、、
体験された方々と話していて、様々な体験を発露する作品だということにスタッフ側が気付かされました。



現代芸術に関わる多くの方々がそうであるように、50代となる森先生もタレルの影響を受けておられます。
「ガスワークス」のことも勿論ご存知で、むしろそのコンセプトが「光・音・脳」のコンセプト構想にも取り入れられたのではという気配はあります。
光を単なる素材としてではなく、研究・考察・哲学の対象としてじっくりと向き合っているタレルのコンセプトは、言うまでもなく他の制作者の構想に絡み、発想に寄与していくことは大いにあり得ます。

二つの作品の何が違うか、だからどうなんだ、ということは、ある意味では作品の似ている・いないに関わらず全ての作品同士の関係において議論できることだと思います。



ちなみに画像は21世紀美術館のHPから拝借しました。素晴らしく意図的な写真。

→http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=43&d=40

しかも何と、このページにあるように、9月11日~ 2011年4月10日まで「ガスワークス」が21世紀美で体験可能となるようで!

うひょー。

募集人数20人程度で、運営スタッフを募るようですよ。
金沢に居たらわたし確実にそわそわしたと思いますが、論文を書かなければいけないので体験者になることでとどめておきます。
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プロフィール
HN:
M.Mayuko
性別:
女性
趣味:
撮影、聴講、展覧会ぶらぶら
自己紹介:
同志社女子大学/情報メディア学科にてメディアアートに出会い、
大阪大学/文学研究科文化動態論専攻アート・メディア論コース修了

メディアアートの鑑賞環境における誘導スタッフの重要性を唱え、
日本国内、ヨーロッパ、アジア等を視野に入れて調査をしてきました。
実践として、メディアアートの作品解説&体験誘導のスタッフ育成・監督を
下記のような展覧会で担当しています。

「生存のエシックス」@京都国立近代美術館
「ナレッジトライアル2011/アルスエレクトロニカブース」@堂島リバーフォーラム
「アルスエレクトロニカ大阪展/Poetry of Motion」@ブリーゼブリーゼ

また、メディアアートユニット「sz」の活動においても同様の仕事をしています。

2011年〜大阪大学CSCDの特任研究員を経て、
現在、2012年夏に生まれた第一子のお世話を始めたところです。

“メディアアート”という語の危うさ、移ろいやすさを念頭に置きながら、
相変わらず各国のメディアアート事情を追いかけながら、
子供の成長に目を見張りながら、
お風呂で毎日ドイツ語を頑張っています。
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